マイライトコレクション【ThruNite TH20 CW】

本日のライトはこちら【ThruNite TH20 CW】です。

イメージ 1

イメージ 2



今回は無段階調光を採り入れ、14500バッテリーまたは単3電池1本で点灯するヘッドライトです。


・パッケージと付属品

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5



パッケージは小さめですが、ヘッドバンドの分厚みがあります。中身はライト本体、ヘッドバンド、予備のパッド、予備Oリング、説明書(日本語あり)です。
バッテリーは別途準備する必要があります。


・ライト本体

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11



リフレクターはOP、拡散向けの配光になります。

イメージ 25

イメージ 12



ThruNiteのライトも質感は安定していいです。このランクのメーカー品は安心感が違いますね。

今回ライトに触れてみて特に感じたのが『ライト、すっげー小っさ( ; ゜Д゜)』です。

イメージ 13



この小さなボディーで単3一本で最大250ルーメン叩き出すパワーはかなりのものだと思います。



ヘッドバンドへはしっかり固定されますが、抜き差しもスムーズにできます。もちろん角度調整も問題ありません。


・スペックと操作法

CREE XP-L V6

光束値

Turbo 520ルーメン 37分間 (14500 750Mah)


Turbo 250ルーメン 93分間 (単3電池 2450Mah)

∞high 230ルーメン 93分間(ランタイム…単3使用時)

無段階調光

∞low  1.6ルーメン 21時間

Firefly 0.3ルーメン 14日間

Strobe 光束値不明。※実際は StrobeではなくSOSモードと思われます。

最高光度: 1120 cd
最大照射距離: 67 m
動作電圧: 0.9 - 4.2 V


【操作方法】

☆点灯…消灯中にワンクリック

☆消灯…点灯中にワンクリック

☆ダイレクトFirefly…消灯中に長押し

☆ダイレクトturbo…消灯中&点灯中にダブルクリック

☆モード切替(無段階調光)…点灯中、スイッチを長押しすると∞highと∞lowを循環

最大highと最小lowまで片道約5秒。それぞれに到達すると3回点滅します。


☆ストロボ(→SOS)…turbo中にダブルクリック

☆メモリーモード …∞high~∞lowのなかで最後に使用した明るさをメモリー

操作法は以前レビューした 【ThruNite TN36 2017】とほぼ同じです。シンプルで操作しやすいULです。


・照射

今回は【Archer 1A V3 NW】
と【NITECORE HC30】を比較照射に使います。


【Archer 1A V3 NW】
最大光束: 200ルーメン
最大光度: 1088cd
照射距離: 66m
※データは単3使用時 。今回は14500使用なのでデータは不明となります(最大光束は推定400~500ルーメンくらい?)



【NITECORE HC30】
最大光束: 1000ルーメン
最大光度: 6600 cd
最大照射距離: 162 m



【上…TH20 中…Archer 1A V3 下…HC30】

イメージ 14



【TH20 CW】

イメージ 15



【Archer 1A V3 NW】

イメージ 16



【HC30】

イメージ 17



【TH20 CW】

イメージ 18



【Archer 1A V3 NW】

イメージ 19



【HC30】

イメージ 20



【Archer 1A】もかなりの拡散配光ですが、 TH20はさらに拡散配光となっています。ムラも少なくとても見やすい配光となっています。

光色はCWですが、ThruNiteにありがちな緑色が強めです。 HC30と比べるとよくわかると思います。


TH20は最大光束(520ルーメン)で照射すると、結構熱くなります。


常用はHigh(230ルーメン)で充分だと思います。


単3ターボ(250ルーメン)

イメージ 21



∞High(230ルーメン)

イメージ 22



∞low(1.6ルーメン)

イメージ 23



Firefly(0.3ルーメン) 

イメージ 24



【総評】

軽くて小さくとても明るいヘッドライトです。無段階調光なのでいつも決まった明るさで使う人にはとても使いやすいライトだと思います。

またダイレクトにFirefly点灯もできるので、ちょっと手元を照らしたいときでも重宝します。

また、使用バッテリーも単3電池が使えるので、バッテリー切れを起こしても入手しやすいのが利点です。

正直、1000ルーメン級の爆光が必要でなければこのTH20は手持ちのヘッドライトでは一番実用的なのではと思います。

☆5つ。